「できない」
高校で古文を勉強された皆さま 覚えてらっしゃいますか?
古文の勉強で、避けて通れない 古典文法
お好きな方はあまりおられませんよね。特に、助動詞とか (汗;)
「なぁ〜んで、こんなん勉強せなアカンねん!!!」
と怒りすら覚えた方も多いかも。
でも、ちょっとだけお付き合いくださいませ(^^)
「書く」という動詞に、打ち消しの助動詞 「ず」 を付けて、「書かず」
「行く」という動詞に、過去の助動詞 「た」 を付けて、「行った」
( ↑ これは古文ではありませんが…)
助動詞って、こんなんでしたよね。
可能の助動詞、というのもあります。 「〜できる」 と現代語訳します。
古文では、可能の助動詞は、ほとんど”打ち消し”の表現を伴います。
現代語訳すると、「〜〜(することが)できない」 となります。
「涙をおさえることができない」 「会うことができない」 という具合に。
大学進学とは無縁のやんちゃ高校生にも
私は(負けずに)古文を教えていました。
もちろん、彼らにわかるように工夫して、ですが。
古典の文法に興味は無くても
『「〜〜できない」って使うんだよ』
『英語で言えば、can ではなく、常に can not やねん』
という話には、けっこう興味を持ってくれました。
彼ら彼女らは、総じて自分に自信が持てずにいましたから。
文法として理解しているのではなく、思考回路というか感覚として
「わかる!」と思ってくれたのでしょう。
「〜〜できる」 と思いたい。でも、そう思うのは難しい。
若い子はどの子も、なんとなくそんな気分を持っている気がします。